エルガリオン 参考写真
3. 開放感のある空間 「トレンドを感じさせる写真」を選んでもらう項目では、ガラススクリーンや吹き抜け、大きな窓によって、開放感のある明るい空間をつくっている写真を挙げるプロも目立ちました。光を通すガラスやアクリル素材を使った、「限られた空間をより以上に広く開放的に見せる技に注目しています」と語るのは、神奈川県茅ケ崎市のインテリアデザイン会社〈POWDERYELLOW〉の稲垣史朗さん。
今回、最も顕著な傾向でした。環境にも健康にもよい、安心して使える日本伝統の素材を、洗練された今のテイストや技術で住まいに活かすことへの関心の高さがうかがえます。「木と土で表現されていて、コンテンポラリーでありながらサステイナブル。流行りを追わず、持続可能な空間づくりができていけばいいと思います」
朽木を活かしたダイレクトな自然表現 まずは、倒れたり朽ちてしまった木を使って自然をダイレクトに表現し、デザインされた作品群。写真は、英国北部に拠点をおく〈J・ショロック〉のプロダクトだ。「主に地元で育ったハードウッドを使い、それぞれの木が持つ欠陥や自然の形状を最高の形で活かした作品を生み出しています。制作はすべて手作業で行われており、木々と対話しながら作られる造形的で手の込んだ作品が特徴。
普段あまり強い色を使わない部屋に、あえてダークでドラマティックな色を使うことで、コンテンポラリーな雰囲気に。このベッドルームでは、ブラックにペイントされた壁、高級感あるファブリック、目を惹く流行のライティングがコンテンポラリースタイルを演出。
コンテンポラリースタイル コンテンポラリーとは、いわゆる「今どき」のスタイル。壁や床などの建築要素とその仕上げ材、そして家具を通してスタイルを表現します。コンテンポラリーな家には、最新の建設工法と建築デザインの発想がさりげなく活用されています。クラシックなアイテムをセンスよくアップデートしたものもコンテンポラリースタイルといえます。ぱっと目を惹く、オリジナリティあふれる色づかいも大きな特徴。
コレクションの数を絞るなら3つで 同シリーズのフクロウの置物を3つ並べたコーナー。好きなモチーフは、ずらりと並べて飾りたいところですが、3つに絞って並べるとすっきり美しくディスプレイ
同じフラワーベース テーブルの上に白いフラワーベースを3つ並べて、ガーベラを一輪ずつ挿しています。花の高さや色をランダムにしても、バランスよく決まるのが「3」の醍醐味。ひまわりやユーカリなど、好きな花や葉を飾って
壁や柱など、幅の狭いスペースにフレームなどを飾るときは、縦に3つ並べるのが正解。縦のラインが強調され、天井が高く感じる効果も。チェストの上にも、高さ違いの3つのキャニスターを並べてお花とコーディネートしているのにも注目。
フォトフレームの並べ方 ソファのある壁面にフレームを3つ並べて飾るときは、ソファの幅内に均等に飾るのがすっきり見せるコツ。こちらは、普通のフレームではなく、黒いフレームに、写真をクリップで挟むディスプレイ法。写真の入れ替えがラクにできます
インテリアづくりで大切な魔法の数字は、1でも2でもなく、3。雑貨をディスプレイするときや、家具を配置するときに「3」を意識すると空間がセンスアップするから不思議です。インテリア上級者はみんな実行している、「3」の法則を意識してみましょう
ここまでの天井デザインもありかも?
モノトーン感覚は、ここまでお洒落に出来る!
天井と床のバランス感覚が秀逸!
正面の展示・陳列棚の参考!
カラートーンの参考!
カウンタートップが秀逸!
ミラーチェストがトレンド感覚!
シーリングライト&オブジェ
シーリングライト!
メタリックなシーリングライト!
ミラーが素晴らしい!
絶妙なパーソナルチェアー!
アート感覚の表現手法・・・
スタンドが絶妙の感性!
オブジェ感覚!
オブジェ感覚!
オブジェのシンプルさが際立つ感性!
床のラグマットに注目!
アート感覚もここまで行ければ・・・
メタリック系のテクスチャーがトレンド!
貼りものは同じでも木目があるトーンで!
男臭さの象徴!
色味のバランストーン!
壁面の色味? ありかも!
床材のバランス!
小さいペンダントライトは、明るさの確保と部屋の全体的なバランスを考え、局部照明として扱うのが基本的な使い方です。小回りが利くので、写真のように数点を段違いの長さにする、色違いで並べるなど、工夫がしやすいのがメリット。
Q