ステューディオ２アーキテクツ

レビューを書いていただき誠にありがとうございます。

家づくりの要望をたくさん出していただけるのはとてもありがたく、うれしかっただけで決して引いていたのではありません‼

実のところ、具体的な要望はもちろんライフスタイルの微細や趣味嗜好に至るまでたくさんお伺いし、お子さんもまじえてお打ち合わせいただいたことを踏まえて、あらためて計画地に向き合うことで、既成のパターンに収まらない立体的な土地利用や間取りのアイデアを見つけられたと思います。

敷地は、輪郭や斜面、道路や方角、周囲の状況など、一つとして同じものはありません。どの方角や角度なら開放的な視界が得られるのか、法的に許される高さや建坪、部屋相互の立体的な構成などなど、無限のバリエーションから、既成の型にとらわれずに、最適な組み合わせを探し出すことが、設計の課題となります。

「K2」の間取りの最大の特徴は、LDKを、あえて南側の広い庭から切り離すように２階に持ち上げたことです。庭に面してLDKを設ければ、向かいのテラス状の宅地から見下ろされることになり、スクリーンをおろして生活することになります。だから、庭に面した廊下の幅を広げて「縁側」とし、上部の２つの子供部屋を法的な限度まで高く持ち上げることで、２階のLDKと庭を視覚的に連続させることにしました。さらに、LDKの下部には、巨大な収納、家事室、バスルーム、主寝室を並列させて、引き戸を開ければ「縁側」を介して南庭と一体になるようにしました。

典型的な間取りでは部屋を繋ぐ廊下でしかない場所を、昔の日本の家にあった「縁側」として庭に面して拡幅し、さらに上部にも拡張することで、家中のすべての居場所が独立性を保ちながらもダイナミックな連続性を併せもつことを意図しました。いろんな生活のお話を伺うなかで、家族みんなが明るく活発に日々を楽しんでおられることがよくわかり、建築の骨格が、そうした生活をよりアクティブにすることに貢献できていたらとてもうれしく思います。

二宮博＋菱谷和子／ステューディオ２アーキテクツ

素敵なレビューをありがとうございます。その節はいろいろとお世話になりこの場を借りてあらためて御礼申し上げます。

コロナや世界情勢の影響でコストの高騰や納期などいろいろ不都合なことが多くご心配をおかけしましたが、ご家族それぞれの要望が明快で、住むために大切なことは何なのか、一貫してゴールを共有できていたので、少しもぶれることなく、とても骨太な建築が実現できたように思います。

「AKT」は、雑誌の流行とか装飾的な建材が一切なくて、必要な骨組だけをあらわしにしたような建築ですが、家を象徴するメザニン（中２階）に、渋いレコードコレクションやプレーヤーが並べられたり、リビング上空の４メートルの天井高を活用した150インチのスクリーンに映しだされるライブ映像など、建築のデザインや装飾じゃなくて、そこに住む人の生活のアクティビティや時のうつろいが、住まいのイメージになっていくといいなと思っています。

楽しくも真剣にお打ち合わせをいただいたことが懐かしく、また音楽やサッカーや写真やお酒などなど、いろいろなお話を伺える機会を楽しみにしております。

二宮博＋菱谷和子／ステューディオ２アーキテクツ

レビューをお寄せいただき誠にありがとうございます。また、本日は、houzzのスタッフと掲載記事のためのインタビューにお伺いし、いろいろおもてなしをいただきました。かさねて御礼申し上げます。

平井さんのお宅 「ZIG」は、建築家マッチング「ザ・ハウス」からのご紹介を受けての設計でした。丘の上のユニークな地形を生かし、いつでも庭でパーティやグランピングを楽しみたい、内外の壁に大映像を映したい、個室化せずいろんな場がある、ビルトインガレージ、薪ストーブ、庭と一体化する全開放サッシといったご要望を実現するために、様々なアイデアをご提案し、たくさんのお打ち合わせをした感があります。

さすがに毎週ではなくて、２～３週間に一度くらいのペースだったと思いますが（笑）、その甲斐あって、内外が連動したのびやかでダイナミックな建築空間ができたと思います。

早々に、レビューをいただき、誠にありがとうございます。

houzzのウェブサイトでご相談メールを受けてから、銀行ローンの手続きや土地の購入、設計、申請、工事監理、竣工検査まで多岐にわたっておつきあい頂き、大変お世話になりました。

当初頂いたご希望のなかに、スキップフロアとアイランドキッチンがありましたが、ご夫妻からよくよく家族の生活スタイルを伺っていくなかで、当初のアイランド型よりも、キッチンは壁面に収めて、ダイニングに広がりをもたせた変更案をお勧めさせていただきました。

その結果、ダイニングと前庭の一体感や、スキップフロアによる間取りの流動性も生まれ、８０平米のコンパクトな住居ながら、ダイナミックな生活空間になったように思います。

竣工写真を弊社作品事例「SKPS」に掲載させていただきました。まだ、お引越し前の写真ですが、これから、小さなふたりのお嬢さんとの4人家族で、楽しくお過ごしになられることを心から願っています。

素敵なスナップ写真とレビューをいただきありがとうございます。先日久しぶりに地下鉄の階段でばったりお会いしたときに、お嬢さんが小学校に入学されたということで、時間のたつのはなんと早いことかと思いました。スナップにナチュラルカラーのトリップトラップや木馬が写っていますね。ひとつひとつ建築に合わせて吟味しながら揃えたよいものに囲まれて生活されているのがよくわかります。家族の成長に合わせて少しづつ変化しながらも、いつまでも心地よく生活されているのを拝見すると、建築家冥利に尽きるとはまさにこういうことかと思います。

安部さん温かいコメントをいただき誠にありがとうございます！

お打ち合わせしていたのが２００５年だからあっというまに１４年ですね。公園に面した敷地を楽しむためにできるかぎり大きなテラスリビングをつくりたいというご要望と、分厚い表土に対する解決策として、いったん土をさらって、地盤補強を兼ねた鉄筋コンクリートの器を敷地に埋め込むことで、地下１階地上２階、３層の立体的な間取りになりました。

土地を選んだ理由でもあるとても明快な要望をいただいたことに始まり、敷地のことや生活のことなど、たくさん議論させていただけたことで、要望、敷地、地盤、予算といった条件のもと、最適で無駄のない組み合わせを見つけ出せたように思います。

いろいろな生活のイメージや間取りの可能性を検討し、議論を重ねた末に見つけた「シンプル」というのは、かえがたい価値を生み出すと思っています。

追記）毎年いただく個人的年間映画ベストが楽しみです。二宮の最近のベストはスリービルボードです。

ハンスグローエの水栓には、シンプルな機能美があり、毎日使うものだからこそ、コストダウンを強いられても、これだけは廉価品に妥協したくありません。
高級品から非常にノーマルでベーシックな定番商品まで、耐久性や使用感をはじめ、安心と設計の個性が両立していて、ドイツらしいものづくりの精神を感じることができます。
自邸の「FLATS A+B」は今年で１６年目となりましたが、まったくかわらない使い勝手のよさに、朝晩リフレッシュさせてもらっています。

その節はお世話になりました！大磯町は夏涼しく冬は暖かく、とても気持ちの良い街ですね。現場監理の帰りは、しらす丼や魚介類のご飯を楽しみにしていました。

ビスコッティはじめお菓子やこだわりのパンをつくる工房「nico」が、家事や育児のスペースに連動している職住一体のプラン。

北側に隣接するご実家への動線も含め、家族それぞれがにぎやかに行き交うような生活動線の考えを一歩進めて、それぞれの居場所を通り道のようにつなげ、風や光、家族の視線までもが相互に抜けていくような間取り。

それらは、たくさんのお打合せを重ねたからこそ辿り着いた唯一無二のものになったと思っています。弊社ポートフォリオでは、これからますます求められる自立した生活スタイルや職住一体の住まいのお手本として、多くのお客様にご興味を持っていただいています。

外観は、既存の郊外住宅地にあって、パン工房でもあるような、近隣のみなさまに好かれるような、シンプルでシックな形態と色を意図しました。

先日の横溝工務店による補修時にはお伺いできませんでしたが、また、メンテなどでお伺いできる日を楽しみにしております。

たいへん嬉しいレビューをいただきましてありがとうございます！
取材協力いただいた建築雑誌や渡辺篤史さんの「建もの探訪」でも、とても素敵に生活されている様子を拝見しとてもうれしいです。
テレビの撮影の後、お嬢さんもお生まれになられたとのことで、ますます楽しい生活になりますね。おふたりのご両親様はじめ、施工を担当されたお兄様やご親族もとてもお喜びのことと思います。
今後とも末永くお付き合いいただきますようお願いいたします。

これまでに国内外からの数多くのテレビ・雑誌取材にご尽力いただき本当にありがたくこの場を借りて改めて御礼申し上げます。また、併設の児童絵画教室「アトリエとろり」の大盛況たいへんうれしく存じます。

まったく標準的ではないけれど、あまりに日本的な住み家ということで、「渡辺篤史の建もの探訪」「ブルータス」「新建築」はもちろん、ドイツの建築雑誌「MARK」やビックコミックスペリオールの漫画「匠三代深川大家族」にも取り上げられ、竣工後10年以上たってもメディアからの問い合わせが絶えません。

土地探しの時に「最小でどれくらいの幅があれば家は建つのか」とご質問に、「６畳間の幅は、壁芯で2.73メートルだから、3メートル」とお答えしたところ、「南に面して間口３５メートルの破格の土地を見つけた！」と連絡をいただいたときは本当にびっくりしました。

現地にいくと、たしかに間口３５メートルながら、奥行き３メートル程度。荒川線と道路の隙間で縦列駐車場と自販機置場以外の用途が無さそうな土地なのでした。。。

それでも、加藤さんの頭の中には３階建ての間取りのアイデアもできていて、私たちは、それを成り立たせるための技術に徹して、普遍的なスケルトンとしての建ものを目指すことができました。

今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

竣工以降、「渡辺篤史の建もの探訪」や「住まいの設計」ほかたくさんの取材や出版にご協力をいただき、まことにありがとうございます。

寝室やクロゼットを田の字に間取り、その周囲をぐるりと回遊式のリビングにしたことは、斬新でありながら、現代的な住まいに求められる家族のつながりや気配を感じながら様々な居場所をつくる間取りとして、いまでも建築家や建て主様から多くの共感をいただいています。

内部の骨組みが露出した屋根や壁にくらべると、あまりにも素っ気ない工場のような外観は、普通ではないのかもしれません。

でも、国道に面した自営のお弁当工場の敷地内ということで、住宅建築らしい外観や生活感を感じさせないもののほうがよいとのご判断は、大正解だったのではないでしょうか。いまでは、建物は大きく育った樹木や芝生に同化して、工場の敷地全体が公園のように見えます。

最初は、3千坪の敷地のどのへんに建てようかということから始まりました（笑）

じゃあだいたいこのあたりでということで、建物の形も自然と正方形のお弁当箱状になりました。グーグルマップでも、広い敷地に置かれた銀色のギフトボックスのようで、ひと目で探し当てることができます。

加庭様をご紹介いただいたザ・ハウスの本「間取りの〇と✖」にも、回遊式プランの代表例として紹介され、「houzz」などインターネットでも、閲覧回数やお問い合わせのとても多い住宅となっています。

あらためまして心より御礼申し上げます。

先日は「Lives」の取材ありがとうございました。編集者やカメラマンとともにとても楽しくくつろいだ時間をすごさせていただきました。こんどは「建もの探訪」で渡辺篤史さんが訪問いたしますが、こちらのほうも、楽しい取材になると思いますので、よろしくお願いいたします！

加納さんのお宅は、いつも床座のリビングの「パレット」やその上部の「空庭」に瑞々しい植物が飾ってあって、ご夫妻やお子様たちがとても楽しく生活されているのがわかります。

また、ものを飾るだけでなく、息子さんのサッカークラブのビブスが、「パレット」の吹き抜けに張られたロープに干されていたり、お子さんがワークステーションの床下に潜んでゲームしていたり。住み家として巧みに活用されているかんじもいいですね。

家全体が、仕事や遊びや日々の生活の場として、最初からは想定していなかったいろんな使われかたをされているのを拝見するたびに、新しい都市住宅のありかたのヒントをたくさんもらえます。

お子さんたちが成長していくのに連れて、ますます新しい生活の形が展開されていくのだろうなと、とても楽しみにしております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。