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Foto di una sala da pranzo aperta verso il soggiorno etnica con pareti bianche e parquet chiaro

港北の住宅

主要用途: 住宅 構造設計: MID研究所 設備設計: スパンコール(照明) 施工: 山庄建設 クレジット: 家具共同設計: 藤森泰司アトリエ/ファブリック: NUNO 所在・会場: 神奈川 横浜 敷地面積: 230.8m2 延床面積: 67.4m2 規模: 地上1階+ロフト 構造: RC造 設計期間: 2007.01-11 施工期間: 2007.12-2008.07 写真: 阿野太一 「光を採り込む筒型屋根の集合による柔らかな分節と連続」 敷地は横浜の高台に造成された閑静な住宅地にある。周囲は密集しており、接道幅3mの典型的な旗竿敷地となっている。また、北向きに下る斜面で、南側隣地はひな段状で地盤が高いうえ2階建てのため、南面からの採光は期待できない。施主の夫婦は長年住み慣れたこの場所に、子供の独立を機に、小さくも明るい平屋の住居を希望した。 フジツボが集まってできたような筒型の屋根が、隣地の建物を避けて方々に向きながら上部から光を採り込む。これは、隣地からの視線を遮りプライバシーを保つ機能も有している。一方で、この形がダイレクトに現れる室内では、折版状の稜線が空間を柔らかく分節する。平屋のため屋根を自在に扱える利点を生かし、内部と外部がその裏表で同時に成立するような空間を目指した。7.5m角程度の小さな平面であるにも関わらず、この天井の稜線が各室を分節し、空間に高さがあるので、衣食住の間に適度な距離感が保てる。稜線が高ければ隣り合う空間は連続し、低ければリビングと寝室のように分けられ、また、最も高さのある空間には木造のヴォリュームを入れ子状に設けて、内部が水周り、上部のロフト的な空間をデザイナーの息子さんのためのオフィスにした。上下空間は、視覚的には分けられているが双方に気配が感じられる。 構造は、筒型屋根の折版効果を合理的に扱う事が出来るようRC造とした。これにより、内部に柱が出ず、壁・スラブ共に一律150mmという厚さで構成できる。また上部躯体のコンクリート打設は一回で済む為、RC造では通常弱点となりやすい打継面の無い均一な躯体を実現する事ができた。コンクリート素地の外部の表情とは対照的に,内部の壁天井面は白塗装による仕上げとし,光と影の変化を映しこむ。床やつくり付けの家具はすべてMDF材の染色仕上げで、床から派生して存在しているかのように見える。 光を採り込み、雨水を受け流すための屋根が、内部では空間を適度に分節し、季節や時間によって射し込む光の表情や明るさの違いが場所を変容させる。切り取られた空には流れる雲が垣間見え、自然環境の変化を絶えず映し込んでいく。
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